コラム
2012.12.23

医師と弁護士はよく並べて言われるが・・・

医師と弁護士はよく並べて論じられることがあります。身体の病を診察し治療するのが医師だとすれば、トラブルを洞察し事件解決に導くのが弁護士ですから、ある意味共通項があるのかもしれません。

しかし、私はあるひとつの経済的観点から見た場合、医師と弁護士は大いに異なるものだと思うのです。それは医師には診療報酬制度があって、患者は2割や3割の安い医療費の負担で治療を受けることが出来ます。しかし弁護士にはこういう制度はなく、弁護士は事件処理に要する労力分の着手金及び勝訴した場合の報酬金全額を依頼者に請求しなければなりません。依頼者はかかる着手金や報酬金を全額負担することになります。

弁護士費用を一時的に立て替えて支払ってくれる法律扶助制度もありますが必ずしもまだ充分とは言えません。今後弁護士が市民にとってより利用しやすい存在となるためには、弁護士の努力のみならず法律扶助制度等の拡充は必須の前提となることでしょう。

2012.12.21

弁護士は正義の味方か?

弁護士は正義の味方か?と問われたら、弁護士はどう答えるのでしょう?私がこのような質問を受けたとすれば、「正義とはどういう意味か明確にしてもらわなければ答えられません。」という答えになると思われます。依頼者の利益を守るのが正義と考える弁護士もいれば、法律を守るのが正義と考える弁護士もいるでしょう。私にしてみれば、法律で認められる範囲内で依頼者の利益を最大限に守ることが正義だと考えています。たとえば依頼者の利益を追求するあまり、虚偽の証拠をそうと知りつつ(気づきつつ)裁判所に提出することは、正義とは言えないと思います。結論として、私は「私なりに解釈する正義の味方である。」ということになります。

かかる私なりに考える正義を守るために、ときとして依頼者の方には歯がゆい思いをさせてしまうこともあります。すなわち依頼者の意向ならばどのような行為も行うというわけにもいかないわけです。他の弁護士もそれぞれの解釈する正義のために法律業務を行っていることでしょう。このあたりは弁護士業は普通のサービス業とは少しだけ異なるのかもしれません。

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